日々の残業に悩んでいるそこのあなた。
慢性的な残業は、あなたのプライベートを削り、健康にまで影響を及ぼす事もあります。
このまま残業にまみれる会社に勤務し続けるべきなのかを自問自答する日々。良く分かります。
出来る事なら、毎日定時に帰ってもっと充実した毎日を送りたい。
実は、残業というのは一人で抱え込まずチームとして、やり方を見直す事で減らす事ができます。
もしあなたが、「社畜」を言われてしまう様な、過酷な労働条件で仕事をしているならば
これから紹介する残業の理由と対策を参考に、もっと充実した毎日が送る為の出口を見つけて、有意義な時間を増やしていきましょう。
残業が多い日本

働きすぎの日本人。世界的にも残業時間が日本人は多いです。
完璧を求めたり、協調性を重視する日本人の特徴が残業時間をさらに増やしていることも。
しかし「頑張る事」自体が評価されるのは子供までです。何に頑張ったか、どんな結果を得たがそれがビジネスパーソンに求められている事です。
仕事に集中する事は良い事ですが、頭を使わずにひたすらに穴を掘るような仕事の仕方はしたくないものですね。
ブラック企業の慢性的な残業

残業が少ない会社こそ、能力の高い会社、素晴らしい仕組みで出来ている会社です。
「高い売上利益を上げる事」これは誰もが知っている会社の目的です。
忘れがちなのはそれを成功させる為に「少ない人員で少ない時間で」を追求する事です。
人が増えたらその分売り上げが増える事は当たり前です。
綱引きを 像と人間3人 でしたらきっと負けます。人間100人いたら勝てます。
でも100人の給料を払わなくてはなりません。
少ない人数でいかに大きな力を出せるか。
それには個人の能力と会社の仕組みが必要条件です。
これから残業の理由7パターンをご紹介します。
あなたが残業の改善に苦しんでいるならば、是非参考にしてみてください。
目次
1.不規則に仕事が増える
2.仕事の中断がすぐに出来ない
3.仕事量に対する個人の能力不足
4.仕事量に対する人員の不足。
5.仕事内容の引継ぎが出来ない。
6.仕事以外の飲み会等に巻きこまれる。
7.悪しき社内の風習に支配される。
まとめ|ビジネスの仕組みが悪い
1.不規則に仕事が増える

「仕事の発生するタイミングが不規則」ではありませんか?
雨が不用意に降るように、予測出来ずに仕事が増える職場があります。
エンドユーザーを相手に仕事をしている場合、お客様があなたの会社の門を叩いた瞬間に仕事が発生します。
また仕事の発生は社外の外的要因だけではなく、社内での人間から発生するケースも。
テキパキと仕事を進めて予定通りになっていても、社内の人間から就業時間の間近にも関わらず渡されるケースも。
今日終わらせないとならない仕事がそこにあるのならば協力する事も必要ですが、仕事を渡す側が無能だと「なんでわざわざ今!」と言いたくなるような、事前の対処が出来たはずの仕事の場合も。
結局の所、最初に紹介した「不可抗力が理由で発生」をする仕事の場合、もし一人で仕事をしていたら「受け入れて残業をする。」「断る。」の二択です。
チームで仕事をしているからこそ「不可抗力が理由で発生」する仕事を引き継いだり、手分けが出来ます。
あなたに残業を押し付けてくる上司は悪く見えるかも知れません。しかしチーム全体を見渡した時に今日もっと残業をしなくてはならない、あなたの同僚の仕事を分けている可能性もあります。
残業が確定するような仕事でも、それをいつ渡されたかによってその価値は異なります。
上司(管理者)は出来るだけ早く問題に気付き、部下に仕事を振り分けるマネジメント力が問われます。
なのでこの「不定期に仕事が増える」の打開策は「チーム力の強化」が改善の鍵となります。
2.仕事の中断がすぐに出来ない

仕事を時間で管理している場合「中断が出来る」が絶対条件です。
いつでもすぐに中断が出来る事は難しいかもしれませんが、中断出来るポイントが多いほうが残業になる可能性が低くなります。
例えば目的地に荷物を届ける電車に乗っている場合、駅が小刻みにたくさんあれば、中断出来る自由度が高まります。
しかし駅と駅の間隔が大きい場合、約束の時間になったとしても中断をする駅までは乗らなくてはなりません。
もしそれが「仕事の仕組」を変えることで「中断が出来る駅」が増えるのならば、中断がこまめに出来る環境を作る事が改善の鍵ですね。
3.仕事量に対する個人の能力不足

残業の理由を自分に問い続ける事はしていますか?
職歴等も関係していますが、あなた個人の能力を把握して仕事が任されているのならば「あなたの能力不足」も理由として考えられます。
あなたに求める一日の仕事量をクリアする事が出来ない為、残業しているのです。
あなたの周りに同じような仕事をしている人が居る場合、あなたの能力は優れていますか?劣っていますか?
仕事量は能力に比例していますか?
無理をする必要はありません。仕事を渡す側にはあなたの能力を把握する責任があるからです。
人間が一人で自動車を持ち上げる事が出来ない様に、人間が一人で出来る仕事量にも限界があります。
「あなたが一人で自動車を持ち上げられない事は、あなたは何も悪くありません。」
出来ない仕事をあなたにさせた会社のマネジメント不足です。
一時的な残業ならまだしも、その残業が「慢性的」となるならば「人員不足」や「管理者のマネジメントの能力不足」が理由。
仕事に責任を持つ事はとても大事ですが、無理は禁物です。
4.仕事量に対する人員の不足。

前項での「個人の能力」でカバーできる仕事量が悪化した場合です。
「人間が一人で車をもつ事」が出来ない様に個人の能力でこなせる仕事量を越した場合は人員を増やす事が最善策です。
設備などで人員の不足を補う手段もあります。
少ない人員でさらに新入社員への教育をする仕事が増えるため最悪の場合、人が定着せずに離職率だけが高いまま「負のスパイラル」に入る事も。
会社全体的に残業をする事が慢性的になっていたら「仕事量に対する人員の不足」が理由の可能性があります。
残業しないと利益が出ない=ビジネスモデルに問題がある と考えられます。
ビジネスモデルは経営者が中心となり考える必要がある問題。あなたの手の届かない所で起きている問題があなたを巻き込んでいるならば、将来を見据えて転職を考えてもいいかもしれません。
5.仕事内容の引継ぎが出来ない。

責任感のあまり、仕事を抱え込んではいませんか?
仕事内容が専門職であれば、あるほど引継ぎが困難になります。その人しか出来ない事や、その人しか知らない事は引き継ぐ事が難しいからです。
例えばですが「絵描き」のようなその人しか完成を知らなくて、その人しか描けない。 そんな仕事は引継ぎが難しいです。
引き継げる仕事と引き継げない仕事。を分別して引き継げる仕事をいかにシェアできるか。引き継げない仕事をいかに引き継げる仕事に分解していくか。
また人から人へ仕事を渡す事は通常渡しずらい事です。 その為の社内の環境整備も必須条件となります。
なのでこの「引継ぎが出来る部分を見つけて増やす」その為の「チーム力の強化」が改善の鍵です。
6.仕事以外の飲み会等に巻きこまれる。

その会社の行事にあなたは納得して参加していますか?
仕事ではない。と言えどその相手によってはあなたの苦痛な時間となります。
「嫌いな人とは5分間でも車に同乗するのは苦痛な時間ですが、好きな人とならば1時間歩くことも幸せな時間になります。」
それが会社の「参加せざる得ない」行事ならばそれに参加したあなたの感想が全てです。
仕事をしている時間の大半が苦痛な時間になってしまうと、あなたの人生の大半が苦痛な時間となってしまいます。
仕事をしている時間をいかに過ごすかで、あなたの人生の大半が決まるといえます。
変える事が出来ない苦痛な時間が、あなたを満たしているならば転職や部署の移動で「環境を変える事」があなたの幸せへの近道かもしれません。
7.悪しき社内の風習に支配される。

帰れるのに、帰れない。そんな時間を過ごしていませんか?
「上司の仕事の進み具合を伺いながら探り探り仕事を進める。無理に全力疾走をしてしまうとタイミングがずれて仕事を渡される可能性が出てくるため、4割位の力で歩幅を合わせるように仕事をする。」
馬鹿馬鹿しいと思いながら社内の「悪しき風習」に飲まれあなたの大事な時間を浪費する。
まさに人生の無駄遣いである。
「風習や社風」この理由なき習慣を変える事が一番難しいかもしれません。
上層部にいる人達はこの「風習や社風」にプライドを重ねているケースが多いです。これは会社自体の性格みたいなもの。
あなたがどこかで折り合いをつけて納得できればいいですが、そうでない場合は「悪しき風習に立ち向かう」または「転職」を試みなくては「人生の無駄遣い」が続いてしまいます。
まとめ|ビジネスの仕組みが悪い

結局の所、残業は自然発生することが本当は自然な事なので、手立てをしなければ自然と仕事の偏りが出たり、時間外の労働が発生します。
消費者は時間に関係なく、お腹が空いたり、ケガをしてしまったり、遊びに行きたくなったりするのですから。
そんな当たり前に発生する残業。その人しか出来ない仕事を引継ぎが出来るようにしたり、分散したり店を閉めてしまう。等の手段であなた達の環境を守る事が出来るのは管理者に任された任務です。
そんな仕事の波を分散出来る事が会社として、チームで仕事をする素晴らしさがあるのです。
特に慢性的に残業が発生している企業は「会社の仕組み」を考え直す事が最善の策です。
理由の一つに「仕事量に対する個人の能力不足」と書きましたが、個人の能力に合わせた仕事量へ減らす事も管理者は出来るはず。もし慢性的に残業が発生している場合それは「管理者のマネジメントの能力不足」です。
「あなたの能力不足」を肝に銘じて日夜努力を重ねる事は美徳とされるかもしれません。しかし体を壊してしまっては元も子もありません。
『床にこぼしたミルクが元に戻せない様に、失うと元に戻せない事がこの世の中に沢山あります。』
「管理者のマネジメントの能力不足」と「あなたの能力不足」のあいまいな理由の中で、届かない理想を追い求めて徐々に体を壊していたら、それはとても怖いことです。
そんなときは、直ぐに逃げる。
それはあなたの能力が無い分けでもないし
あなたの根性が無かったり、あきらめやすかったり、冷酷な人って訳じゃない
無理をすぐ感じたら逃げる!
逃げろ!
体を壊してからじゃもう遅い。
火事の家中で、引っ越し先の事を考えていたら燃え死んでしまいます。
無理と思ったらすぐだ!いまだ!!
今!逃げろ!!!!!!
もし、あなたが「辞めたいのに、辞められない」状況に陥っているならば
今は「退職代行」サービスもあります。
あなたに代わって、退職の意思表示と必要な連絡をしてくれます。
費用は初回のお振込分のみ。退職完了まで追加費用はありません。
体をもし壊しそうなくらい頑張っていて、
でも断ることも出来ない、お人好しのあなたの為にあると思います。
相談は無料です。試して見るのはいかがでしょうか。
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