
書類作成などに必ず付きまとう 日付や曜日 の入力。
毎日変わる「今日の日付」を入力するのはちょっと面倒ですね。
関数を利用することで、自動で今日の日付を表示させることができるのはご存知でしょうか。
この関数を使えばエクセルファイルを開いた今日を自動的に表示する関数です。(パソコン本体に内蔵してある時計の日付を自動的に表示します。)
『本日』を表示する関数の為、今日の日付を保存したい場合には不向きですが
使い方を慣れればとても便利で初心者にもオススメの関数です!!
目次
日付(曜日)を自動表示する関数
今回ご紹介する関数はこちら。
【=TODAY()】 (←関数をコピペだけでも利用出来ます。)
現在の日付に対応するシリアル値を返します。シリアル値とは、Excel で日付や時刻の計算に使用されるコードのことです。
【シリアル値】とは???
初心者にもオススメのとても簡単な挿入するだけの関数です。
【関数の挿入】方法(ツールバーより)
①まずは日付を入力したいセルにアクティブセルを合わせます。
②数式⇒関数の挿入
⇒関数の挿入より関数の分類【日付/時刻】を選択
⇒関数名より【TODAY】を選択。
⇒アクティブセルへ【=TODAY()】が入力される。
⇒【=TODAY()】が入力された事により選択していたセルへ【今日の日付】が自動表示されます。
日付(曜日)の表示の変更
『=TODAY()』 で表示した 今日の日付 は【表示形式の設定】の変更をするだけで
『2018年4月1日』 の表示を
⇒ 『2018年4月』 や 『4月1日』 の異なる表示方法に変えたり
⇒ 『月曜日』 等の日付以外の表示へ修正する事が出来ます。
日付の表示方法 を変更する方法
日付の表示してあるセルで【右クリック】⇒メニューが表示
表示されたメニューより【セルの書式設定】を選択
【セルの書式設定】
【表示形式】⇒【日付】を選択。
【種類】より 希望の表示 を選択。(上部にサンプルが表示されます。)

色々ありますので実際見てもらうのが一番ですが一部を紹介すると
シンプル | 日本語 | 英語 |
---|---|---|
2018/04/01 | 2018年4月1日 | 1-Apr-18 |
4/1 | 4月1日 | 1-Apr |
04/01/2018 | 2018年4月 | Apr-18 |
4/1/18 | 平成30年4月1日 | A-18 |
どれもセルに入力してある関数は同じですが【表示形式】の設定を変えるだけで、表示を上記へ変更する事が出来ます。
曜日を自動表示する方法(表示方法の変更)

曜日を入力したいセルに【=TODAY()】を入力します。
(「=」で他のセルの【=TODAY()】と結びつけても大丈夫です)
【=TODAY()】が入力してあるセルで【右クリック】⇒メニューが表示
表示されたメニューより【セルの書式設定】を選択

【セルの書式設定】
【表示形式/分類:ユーザー定義】⇒種類へ【aaaa】と入力。
⇒曜日が自動表示されます。
種類の部分に入力するアルファベットにより表示が異なります。
(パスワードみたいで面白いですよね) 一部ですが下記表参照下さい。
種類 | 表示 |
---|---|
aaa | 月 |
(aaa) | (月) |
aaaa | 月曜日 |
ddd | Mon |
dddd | Monday |
(dddd) | (Monday) |
使い方はいろいろ!(こんな使い方も出来ます)【応用編】
日付の関数も奥が深くて例えば
今日の日付が自動表示される関数を応用すれば
【期限日】迄の日数 カウントダウン
【開始した日】からの 経過日数の表示
【決められら間隔の日】 の自動表示
今後ともよろしくお願いします!!
ちなみに・・・【シリアル値とは】
Excelの日付データは、1900年1月1日を「1」とした連番(シリアル値)で管理されています。
【Excel シリアル値とは?|市民パソコン教室様より】
【 =TODAY() 】の関数で 2018/04/01 と表示された場合、実際そのセルにある数字は違います。
2018/04/01 のシリアル値は 43191 と上記の様に管理されています。
(2018年4月1日は1900年1月1日より43190日目となりますね)
すなわち 【43191】と入力された数字を【2018年4月1日】 と表示させているのですね。
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